刹那(せつな)の瞬き

Willkömmen! Ich heiße Setsuna. Haben Sie etwas Zeit für mich?

英語の仕事での失敗談

IT業界は長いけど、あまり英語で仕事をする機会はありません。
最新の技術情報やチュートリアル等の英語率は高くなってるのは確かです。
でも、読む・聴くくらいで、会話は皆無です。

そんな僕が、英語で仕事をしたのが、ちょうど5年前の今日(11/1)でした。

元々、当時の社長が国際なんとかの交換留学生を引き受けるような活動してまして。
以前にも何度か、外国人を会社に招いたり、自宅をホームスティ先にしたり。
そのくせ、本人は英語はもちろん外国語は一切ダメ。
外来語やカタカナも怪しいのに、なんでIT系の会社を経営してるのかは今でも謎です。

まぁ、とにかく。その来訪者の中に、IT企業に興味を持った方々が居ました。
他に有力な会社がなく、社長も断り切れず、引き受けてしまったようです。
とは言っても、自分ではどうしようもできないので、僕に泣きついてきた訳なのですが…

「プレゼンは自分でやるから、資料だけ作って欲しい。」
みたいな事を言うので、忙しかったけど、準備だけは手伝う事にしました。

最初、事務の子と全編英語にするつもりでしたが、社長は英語が読めない。
仕方ないので、日本語に英単語を少々織り交ぜた資料にしておきました。

で、当日。「やっぱり俺はやらないから、後はいいようにやってくれ」 ←標準語変換済
ハァ?僕だって英語はカタコトしか話せないんですけど…

実際にプレゼン会場に行くと、来訪者は一人しか日本語を理解できない。
日本人の通訳は日常会話はできるけど、ビジネス会話は無理なレベル。
後は全員、それぞれの母国語のみ。
んー、この集団は一体どうやって、ここまで意思の疎通を図ってたんだろう…。

そして、プレゼン。つーか、会社説明。
日本語でも英語でも「シーン」と静まり返ってて、リアクション無し。
発音が悪くて、通じてないのか。それとも資料の意味が解らないのか。
もう少し、資料を(英語面で)充実させられてたらなぁ。

プレゼン後は、二人の外国人とフロア巡り。
僕はヒアリングはそこそこできるけど、英語の回答が浮かばない。ダメだねぇ…
結局、カタコト英語とボディーランゲージとノリでなんとか流した感じ。

あれから、英語やドイツ語の勉強してますが、一向に上達しないなぁ。
英語力の高い後輩や友人は、普通に仕事で使ってというのに。