刹那(せつな)の瞬き

Willkömmen! Ich heiße Setsuna. Haben Sie etwas Zeit für mich?

四察のススメのススメ

昨日、作家の藤本義一さんが亡くなりました。
僕は作家というより、白髪のコメンテーターのイメージが強いですね。

恥ずかしながら、藤本さんの作品は読んだ事がありません。
しかし、藤本さんが書かれたあるコラムにすごく惹かれました。

それは『観察・考察・推察・洞察のススメ』というタイトルで紹介されてました。

....

「観察とは、その現象をありのままに見ること、また、その背景事情までも詳細に見ること」
「考察とは、その現象がどのような因果関係・メカニズムから生じたかを考慮・検討すること」
「推察とは、その因果関係から、その現象の将来を予測すること」
「洞察とは、その因果関係・メカニズムの基盤となった背景事情の条件が異なっていた場合における、因果関係メカニズムそのものの変化や、その結果を予測すること」

この4つの「察」のまとめを知った瞬間、てか、その刹那。
「ピリッ」と電気が走った感覚になりました。 ※ニュータイプの反応のアレっぽいやつ

ともかく、僕が曖昧に捉えていた「感覚」が「言葉」で表現されてて驚きました。
これらの事を踏まえるようにしてから、自分がどの段階にいるのか迷わなくなりました。
技術者として「洞察」に至れるよう、常に努力しないとですね。

まぁ、僕の場合、人生が迷走・錯綜しまくりなので、説得力ないかもしれませんが…。