Macbook ProでのUbuntuの爆熱は既知の問題で解決策あり
Macbook Pro Mid 2014 で Ubuntu 20.04 LTS を試用してみたら、爆熱で困った件。
Ubuntu (GNOME3)でダメなら Kubuntu (KDE5) で!
と、試してみたけど症状は変わりません。まぁ、そうでしょう。
ヒントを得るため、爆熱・爆音に冷や冷やしながらシステムモニタで観察してみます。
ある程度 CPU の使用率が落ち着いたところで、キャプチャした画像がこちらです。
ずっとスレッドを捕まえてるプロセスがいるようです。
プロセステーブルを見た感じではそんなに激しく処理してるようには感じられません。
しかし、CPUコア0 を捕まえてるプロセスが kworker と分かりました。
....
「ubuntu macbook kworker cpu」で検索したら、あっさり同じ現象が見つかりました。
Ubuntu のバージョンは異なりますが、記事に従い問題となる gpe を調べてみます。
$ grep . -r /sys/firmware/acpi/interrupts/
つらつらと割り込みの一覧が表示されます。
その中に、明らかに周りと異なる大きな数値を示す割り込みがあります。
そして、私の環境でも記事と同様に gpe06 が悪さをしてました。
....
今回は試用なので、一時的に gpe06 を無効にしてみます。
$ sudo su -
# echo disable > /sys/firmware/acpi/interrupts/gpe06
効果はテキメンで、システムモニタで観察しても負荷はほぼありません。
爆熱・爆音も徐々に落ち着き、常用しても問題ないくらいになりました。
もし常用するなら、こちらの記事を参考に gpe06 の無効化を自動設定にします。
今のところ Macbook Pro は macOS Mojave で良いので、私はその都度設定してます。