刹那(せつな)の瞬き

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Ubuntu20.04が入ったHDDをMacに接続したら普通に起動した

先日、自作 PC の構成を変更してる傍ら、余った HDD が目に入りました。
中身は Ubuntu 20.04 LTS with GeForce ドライバ。

最近のマザーボードUEFI メニューから起動デバイスを選択できるので、USB 接続した HDD でも OS が起動するか確認してみました。

まずはインストールに使用した Gigabyte B450 AORUS PRO WIFI での USB ブートです。

電源 ON → [F12] キーで起動デバイス選択メニューから、UEFI な USB-HDD を選ぶと、すんなりと起動し、いつものように使用できました。 

インストール時は SATA 接続でしたが、USB 接続に変更してもそのまま使用できました。
GUID パーティションテーブル様様です。

....

そして、そのOS起動可能な USB-HDD ですが、これを Mac に接続するとどうなるか試してみたくなりました。

私が使用してる MacBook Pro Mid 2014 は、EFI Boot 可能な機種です。
T2チップは搭載していないので、Mac mini 2010 の Mavericks な HDD からそのまま OS 起動できたりします。便利だなー

Linux 関連で心配なのは、GeForce ドライバが導入済みな事です。 
10年くらい前だと、GeForce ドライバを抜くなら再インストールの方が早いのでは?という、地雷臭漂うものでしたが、さてさて。

とりあえず何か映ればいいや、と思いつつ、件の USB-HDD を MacBook Pro に接続。
電源 ON → [option] キーを押っぱなし → Setup Manager が表示されるので「 EFI Boot 」を選択。

すると、、、

f:id:infinity_volts:20200917122537p:plain

何故か APFS 関連のメッセージが表示されました。
あれ?これって、内蔵 SSD のブート情報じゃ...

やっぱりダメかー
と、諦めつつ眺めてたら、10数秒後には Ubuntu の起動ロゴに切り替わりました!

そして、見慣れた Ubuntu のログイン画面までたどり着きました。
別 PC の USB-HDD からそのまま起動できるなんて、ちょっと感動です。

起動後、とりあえずキーボードとパッドが使えたので、そのままログイン。
拡張ドックを繋いだままでしたが、マルチモニタと有線 LAN は問題なく認識します。

心配してた GeForce ドライバの件は、特に邪魔する事なく、内蔵の Intel Iris Pro で表示されてます。

ただ、NautilusFirefox が使える事を確認した時点で、経験した事のない MacBook Pro 本体の爆熱を感じました。
これは危険!と誰もが思ってしまう程の発熱に加え、冷却ファンが心配になるくらいの爆音に堪えきれず、すぐにシャットダウンしました。

....

その後、USB-HDD を元の PC に戻しても、変わりなく使用できてます。
それぞれに影響がない事を確認できて良かったです。

単なる好奇心で試した USB-HDD からの Ubuntu 起動ですが、まずは成功です。
常用するにはドライバの追加や調整が必要ですが、今回はここまで。

APFS 関連のメッセージと爆熱の件をクリアすれば、もう少し使う気になれるかなー