刹那(せつな)の瞬き

Willkömmen! Ich heiße Setsuna. Haben Sie etwas Zeit für mich?

PowerBookG4はもう…

本日、ついにPowerBookG4を化粧箱に戻しました。
購入した頃の記憶が蘇って、ちょっと懐かしかったな。
色々と勉強させてもらいました。ありがとう。

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1ヶ月前、Ubuntu10.04で快適な環境を手に入れたのもつかの間。
TouchPadが使えないのが不便で、どうしても我慢できません。

ATENのCPU切替器+PS/2-USB変換で認識してくれるので、机上なら問題なし。
ただ、置場に困る(邪魔くさい)ので、机上での常用は考えられず。
サーバ用途も考えたけど、内蔵バッテリーの問題があるので即却下。

それなら、もう一度他のOS試して、結論を出す事にしよう。
てな訳で、Ubuntu10.04に勝る環境を探してみました。

まずは、一度も使ってないMacOSX10.3 Panther。 ←購入日にTiger化したので…
当然のようにインストールできるし、ハード面は問題なし。
でも、Safariを立ち上げたら、Appleのサイトが表示できず、がっかり。
アップデータも残ってないし、もういいや。
MacOS9のインストールDVDもあるけど、使い道ないなぁ。

やっぱりPPC Linuxしかないと、あちこち調査して解った事。
現在のPPCカーネルIBMサーバ(POWER7)方面に最適化が進んでるようです。
そして、マルチタッチ対応のPowerBookG4は海外版とは微妙に違うらしい。
ここで、既に結論は出てますが、それでも…と、いくつか試してみました。

VineLinux6.2(PPC)はCD起動から先に進めず断念。
Arch Linuxは手間の問題で途中で断念。 ←これなら普通にFreeBSD使うわ
YDLはUbuntu10.04より古いのでパス。

で、最後に試したのがFedora17 (PPC)。
初見では起動できなかったけど、起動時にパラメータを加えたら先に進めました。

linux video=offb:off video=radeonfb:off video=1290x960-32 radeon.agpmode=-1

この後はインストールが進むけど、再起動後にブートしません。
とりあえず、OpenFirmwareのコマンドから手動で進めます。

boot hd:2,yaboot

本当はsetenvとかするんだけど、とりあえず先へ。
前述の起動パラメータをもう一度入力してインストールの続きをします。
後はappletouchとサウンド関連をインストールすれば完全復活!

…のハズでしたが、2回目の再起動後、マウスのクリックが無視されます。
これじゃ、残りの作業ができません。(苦)
えー、マジですか!?期待してた分、ショックもでかいです。

でも、これで決心しました。PowerBookG4は片付けます。
内蔵バッテリーの切れたノート型では、活躍する場面はありません。
最後にOpenFirmwareを触れて良かったです。

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さて、今後の話ですが、そろそろMacBookProを購入しなければならない(かも)です。
開発環境を持って旅に出るとしたら、その前に相棒を用意しなきゃね。