Ubuntu19.04とGeForceドライバでモヤモヤ
Ubuntu19.04がリリースされてたので、新規インストールしてみました。
Ryzen5 + GeForce 1050Tiの構成にしてから、GeForceのプロプライエタリなドライバは導入してなかったので、それも合わせて試そう!と安易な気持ちで望んだのですが...
ドライバ導入後の再起動で、起動シーケンスのログが表示され、GUIに切り替わる直前で止まってしまう(ように見える)症状に遭遇しました。
ひとつ前のUbuntu18.10でも同じ結果。
でも、Ubutntu18.04.2やLinux Mint19.1は問題なし。
色々ありましたが、最終的にはUbuntu19.04を nvidia-driver-418 で問題なく利用できています。
ちょっとモヤモヤしたので、忘れないように書き残しておきます。
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いつものように何も足さない状態でUbuntu19.04をインストールします。
ソフトウェアの更新や微調整を行って、まずは使える状態にします。
今回、GeForceのプロプライエタリなドライバは、sudo apt install ではなく、
「ソフトウェアとアップデート」-「追加のドライバー」タブから nvidia-driver-418 を選択し、変更を適用します。
PCを再起動すると、しばらくはOSの起動シーケンスが進み、CUIの画面のままGUIに切り替わりません。
ここで「1分くらい」待ってもGUIに進まない場合は、
キーボードから、
・[Alt] + [F2] で、一旦、CUIのログイン画面を表示。
・[Alt] + [F1] で、すぐに元のセッションに戻す。
この切替操作をすると、止まっていたOSの起動シーケンスが進み、ログイン画面が表示されます。
ログイン後は普通に使えるのですが、起動時に毎回この操作をするのは手間です。
色々調べたら、
/etc/gdm3/custom.conf を編集
[daemon]セクションに
WaylandEnable=false
を追記
とすれば、前述の操作をしなくても、普通に起動します。
そして、そもそもの話、ログイン画面を経由しない「自動ログイン」の設定だと、この問題は発生しないようです。
/etc/gdm3/custom.conf に AutomaticLoginEnable の記述があったので、実際に試してみたら大丈夫でした。
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nvidiaのドライバとカーネルの組み合わせを延々と試してたのは何だったんだろう。
些細な事に気づかず、時間を無駄にしてしまい、悔しい気持ちでいっぱいです。
同じようなトラブルに遭遇した方の参考になれば幸いです。