刹那(せつな)の瞬き

Willkömmen! Ich heiße Setsuna. Haben Sie etwas Zeit für mich?

迷い猫の訪問

昨日の夜、久しぶりに猫の鳴き声を聞きました。
子猫ではなく、大人になりたてくらいの猫でしようか。
人懐っこい感じの声でした。

そう言えば、最近はノラ猫も見かけなくなったなぁ。
うちの猫が生きてた頃は、よく畑でノラ猫達と縄張り争いしてたのに。
威嚇してる声すら聞こえてこない。←静かでいいわ

近所は犬を飼ってる率が高いので、犬の遠吠えとかはよく聞こえるんですが…

なんか庭の方から、人に甘えるような鳴き声が近づいてきます。
うわ、懐かしいな。この感じ。
こちらが呼びかけると、さらに大きな声で応えます。

そして、生け垣の根元から顔を出し、トコトコ歩いて来ます。
えっ!ノラ猫の反応じゃないぞ。

尻尾をピンッと立てたグレーに白斑の猫が軒先までやって来ました。
さらにでかい声で甘えてきます。
遊んでもらいたいのかな?

両親が外に出て構い始めました。←ぉぃ、また飼う気を出したんじゃ・・・
で、その猫を抱きかかえた瞬間、何かチラリ。
ん?って、よく見たら赤い首輪がついてました。 

「あぁ〜、線路付近の家のコだわ」と母親が言います。
え?500mくらい離れてる家じゃん。
とか思ったけど、ウチの猫もそのくらい離れた辺りまで散歩してたらしい。

なーんだ、他所の家の飼い猫か。
それなら人に慣れてるのも納得できるし、うちで飼う事もないな。

他人の飼ってる猫なので、すぐにリリース。
その後、物干し場の方へ移動してコンクリートにすりすり。
しばらく、コンクリートの上でゴロゴロしてたのですが、気づいたら居ませんでした。

もうペットは飼わないと思うけど、人懐っこい猫はかわいいです。
少しだけ、チィを飼ってた頃を思い出し、懐かしい気持ちの夜でした。