exFATがLinuxに来るのは嬉しい
先日、Linux関連のニュースで、exFATの記事が目に止まりました。
WindowsとMacが標準でフォーマット・読み書き可能なのに、Linuxでは対応してない現状が少々不満です。
諸々の事情も承知してますが、Linuxで読み書きできないのは不便に感じてました。
exFATでのフォーマットはWindowsかMacで済みますが、問題は読み書きです。
Ubuntuだと、
$ sudo apt install exfat-fuse exfat-utils
で読み書きできるようになるので、これでも充分かなと思ってました。
先日、ディレクトリがごっそり欠落するまでは。
....
ここ数ヶ月、Mac/Linux/Windowsの実機の整備、仮想マシンの整理、データの統廃合等、わざわざ外付けHDDに手動でバックアップを取りながら手作業で移行してました。
その作業中、Ubuntu側(ext4)のファイル数10万超、容量150GBくらいのディレクトリをUSB接続の外部HDD(exFAT)にコピーして、Windows側(NTFS)に移行しようとしたら、一部のディレクトリがコピーされてません。
慌てて外部HDDをexFATで再フォーマットして、再度同じ作業をしたら、二度目は正常に処理されました。
たまたま気づいたから良いものの、気づかないまま続行してたらと思うと恐ろしいです。
一度目はコピー中に設定値の確認やら細かい作業もしてたので、二度目はHDDのI/O負荷が少ないようにPCには一切触れませんでした。
作業後にHDDをフルスキャンして見ましたが、HDDにも問題はありませんでした。
原因不明のままデータが欠落した事実だけが残ってしまい、ついついUbuntuからの読み書きを躊躇してしまいます。
....
正直なところ、ファイルサーバかNASがあれば苦労要らずの作業です。
最大で5台あった実機を2台まで減らした弊害なので、ある意味仕方ないとは思ってます。
それでも、ネットワーク経由が主流とはいえ、外部接続ストレージ経由だってまだまだ有効な手段です。
異なるOSを扱う者にとって、どのOSからも同様に扱える媒体はありがたいです。