刹那(せつな)の瞬き

Willkömmen! Ich heiße Setsuna. Haben Sie etwas Zeit für mich?

カテキョしてみました

昨晩は雪が酷く、冷え込み具合も半端ない。
妹が姪っ子を迎えに来る予定だったのですが、どうにも道足が悪い。
そんな訳で、急遽泊まる事になりました。

いつも木曜日は「嵐デー」と称して楽しんでるのですが、今日に限って様子が変。
あれ?テレビつけてないじゃん。観ないの?
「いやー、もうすぐテストだから勉強しなくちゃ…」あぁ、もう期末テストかい。
「数学が…訳わかんないよ!」テスト範囲は何よ?て、証明か…確かにめんどくせーな。

「実はここが…」なんて珍しく質問してくるので、しばらく付き合う事にしました。
問題集には三角形の合同条件や平行線と交わる線分の性質を利用した証明問題がずらずら。
対頂角は等しい、錯角は等しい、一辺とその両端の角度が等しい三角形は合同とか。
二等分線が…対角線の中点が…垂線が…。いやもう何もかもが懐かしすぎるわ。

一応、理系大学を出てる人間なので、このくらいは解けるけど、証明問題は表現が大事。
中学生の表現は教科書の内容を確認しないとね。そんじゃ教科書みせてよ。
「ないよ。学校に置いてある。」えっ、なんで?
「へ?だって教科書読んでも解らないし。」いや、学校のテストは教科書重要でしょ?
「先生ゆるいから、大丈夫じゃね?」いや、全然大丈夫じゃねーよ。
教科書には無駄な事が書いてありません。って常々、ロザン宇治原が言ってるじゃないか。

仕方ないので、問題集の答えを見ながらの勉強会。これ意味あるのか?
数学嫌いが2時間もぶっ続けて問題解いてたし、少しは役に立てたんだろう。きっと。

で、今日は今日で僕が知らなかった言葉に出会いました。
「正鵠(せいこく)を射る」 物事の急所をつくこと。
的(まと)を射るなら知ってたけど。
弓道の的で、その真ん中にある黒点を鵠って言うみたい。
うーん、僕は言葉を知らないんだと、つくづく思いました。
やっぱ文系の人には敵わないわ。