刹那(せつな)の瞬き

Willkömmen! Ich heiße Setsuna. Haben Sie etwas Zeit für mich?

MacBook Pro Mid 2014 の電源が入らなくなったのでキャリブレーションしてみたけど

先日、クラムシェルで常用してる MacBook Pro Mid 2014 を持ち出す機会がありました。
ここ数年、電源アダブターを繋ぎっぱなしだったので、バッテリーの劣化が心配です。

でも、バッテリーの充電は 100% だし、電源アダブターを抜いても問題なし。
古い iPhone みたいに、急激に残量が減るような事もありません。
これなら大丈夫と、一度、蓋を閉じました。

しかし、ふとシャットダウンの方が良いかなと思い直し、久しぶりにシャットダウン。
そして、いざ持ち出す直前にデータの入れ忘れに気づき、慌てて電源ボタンを ON 。
ところが、ディスプレイは真っ黒のまま。起動音もしません。

いやいや、さっきまで普通に動作してたでしょーよ。

単体のままでは、何度電源ボタンを ON にしても起動しません。
仕方ないので電源アダプターを接続してみたところ、あっさり起動しました。
起動してしまえば、電源アダプターを外しても問題ありません。

いやいやいや、喝入れが必要ってどーなん。

....

とりあえず用事は済ませ、帰宅後、直ちに確認作業です。

まずは、今のうちに Time Machine でバックアップ。
シャットダウンしてから電源ボタンを ON にすると、やはり起動しません。
電源アダプターを接続して、OS起動とシャットダウンを数回繰り返しましたが、こちらは問題なく動作します。

そして、無事に?電源アダプターなしでも起動するようになりました。
訳がわかりません。

....

バッテリーと言えばキャリブレーションでしょ?
ということで、負荷がかかるの承知で、久しぶりにキャリブレーションしてみました。

キャリブレーションの方法についてはこちらが詳しいです。

jp.ifixit.com

キャリブレーション後の結果はこんな感じです。

f:id:infinity_volts:20210824222503p:plain

MacBook Pro を購入したのは 2015 年 1 月。
購入して早々にキャリブレーションしましたが、それ以降、記憶にあるのは 1 回だけ。
ほぼ毎日、電源アダプターを接続したままなので、充放電回数が異様に少ないです。

それでもバッテリーは正常みたい。
ちなみに 6 年半経過した今でも、バッテリーで 7 時間半くらい稼働できてます。

世間で推奨されているバッテリーの運用ルールには、まったく従ってないのに、正常かつほとんど劣化していないとは。嬉しいけど、腑に落ちません。

キャリブレーション後、数日間シャットダウンと電源 ON を試してみたけど、問題は再確認できませんでした。

モヤモヤしたままです。

....

電源の件はうやむやになったのですが、調査を進めるうちに MacBook Pro Mid 2014 のバッテリーについて嫌な情報を目にしました。

あちこちで経年劣化によるバッテリーの膨張(いわゆる妊娠)状態が報告されてます。

そういえば...と私のを見てみると、裏面に少量の擦り傷が見つかりました。
平らな場所に置いて揺らして見ると、微妙にカタカタと動きます。

あー、少しバッテリーが膨らみ始めているのかー
これは辛い。最悪も考慮しないと。
あんまり良い使い方ではなかったのかな。勝手に SSD 換装したしなー

今のところ MacBook Pro Mid 2014 自体は問題なく稼働してます。
しかし、バッテリーの膨張が過ぎると故障どころか発火の原因にもなり得る。
となると、もう買い替えするしかないですかね。

....

そんな訳で、この件が M1 Mac mini 購入を決意する、最後の一押しになりました。

しかし、問題をはらむ MacBook Pro Mid 2014 ですが、スペック的にはまだ使えます。
M1 Mac mini への移行が終わったら、バッテリー交換してみようと思います。