刹那(せつな)の瞬き

Willkömmen! Ich heiße Setsuna. Haben Sie etwas Zeit für mich?

初めて鹿肉の調理に挑戦してみた 前編 

秋が深まってきた今日この頃、ようやく家の冷凍専用庫の片付けに着手しました。

そしたら、新聞紙に包まれた鹿肉のブロックを発見。
あー、そういや父が知人から頂いたとか言ってたけど、スルーしてたなー

今回の頂き物は鹿肉で、6,7cm四方の幅20cmくらいのブロック肉を、専門の業者が真空パックでぴっちりと梱包し、冷凍保存したものでした。

ジビエが流行ってるとか関係なく、うちはよく野生のお肉を頂いてます。
昔は母が焼肉や鍋にしてくれて、美味しく食べてました。

そんな鹿肉ですが、今はもう自分で調理するしかないのですが、どうしましょう。

ネットで色々調べたところ、鹿肉自体は牛・豚肉と同様に扱えば良さそうです。
鹿肉の味はクセがなくてあっさりした味だった記憶があるので、その記憶を頼りに調理してみます。

....

よーし調理するぞ!と決意してもすぐは無理。カッチカッチの状態ですから。

先ずは解凍しなければ始まらないので、調理前日に冷蔵庫の野菜室に一晩放置。
実際は前日 22:00 くらいに入れて、当日 16:00 くらいに触ったら、ようやく少し柔らかい感じに。

いわゆる半生状態になってたので、ここで半分にカットしました。
今回は半分だけ使って、残りは冷凍庫に戻してまた後日。

◆ 鹿肉と野菜の炒め物

初挑戦なのに凝った料理に挑戦する気力はなかったので、先ずは炒め物です。

1. 材料(2人前)
  • 鹿肉 6,7cm四方で幅10cmくらいのブロック肉
  • 酒 大さじ 2
  • 塩 小さじ 1
  • 胡椒 少々
  • 片栗粉 大さじ 1
  • オリーブ油 大さじ 2
  • ニンニク 2 片を 2mm くらいにスライス
  • 玉ねぎ 1 個を 5mm くらいにスライス
  • その他の野菜 カットしたものを適量(今回はピーマンとキャベツ)
  • 砂糖 大さじ 2
  • 醤油 大さじ 2
2. 手順
  1. 解凍した鹿肉を 4mm くらいにスライスする。
  2. 肉に酒(大 2)をふって軽く揉んでから、塩(小 1)と胡椒(2ふり?)をふってまた揉む。
  3. フライパンにオリーブ油(大 2)を入れて、スライスしたニンニクを炒める。
  4. ニンニクに色が着き始めたら、ニンニクを取り出す。
  5. 肉に片栗粉(大 1)をまぶして、フライパンで肉の両面に焼き色が着くまで焼く。
  6. 続いてフライパンにスライスした玉ねぎを入れて、軽く炒める。
  7. お好みで野菜を追加して炒める。※私はピーマンとキャベツの端材を投入
  8. 全体に火が通ったら、醤油(大 2)と砂糖(大 2)を混ぜたタレを全体にかける。
  9. タレが馴染んだら、火を止めて盛り付ける。
  10. 完成!

写真を撮り忘れたのでエビデンスはありません。
完成品を父に見せたら「これ、牛タン?」というコメントをもらいました。
まぁ、実際の見た目は確かにそんな感じです。味も食感も全然違うけど...

実食した感じでは、予想した通りクセはありませんでした。
ケモノ特有の匂いは皆無です。とても美味しい肉でした。

クセがないと思ったので甘辛くしましたが、シンプルに塩胡椒だけで良かったかも。

残り半分の調理については後編で。