SQL Server on Linux の評価の続きです。
Ubuntu で直近の Node.js 環境を整えたばかりなので、Node.js から SQL Server on Linux に接続してみます。
1. 環境
- Ubuntu Desktop 18.04.4 LTS 日本語Remix (Linux Kernel 5.3.0-28-generic)
- SQL Server 2019 (RTM-CU1) (KB4527376) - 15.0.4003.23 (X64) on Linux
- Visual Studio Code 1.41.1
- Node.js v12.14.1
- npm 6.13.6
なお、参照しているデータベースは「Ubuntu18.04のSQLServer2019にデータベースファイルを移行する」を前提にしています。
2. 接続とクエリ実行
公式サイトを参考に試してみました。
SQLServer に接続後、クエリを実行して結果を表示するサンプルです。
(1) プロジェクトの準備
今回はホーム直下に hellomssql を作成します。
$ cd ~
$ mkdir hellomssql
$ cd hellomssql
$ npm init -y
$ npm install tedious
$ touch index.js
$ code .
VS Code が起動するので、index.js を編集します。
公式サイトのままだと、rowCount が表示されないので、少しコードを書き換えました。
(2) 実行
node
から index.js を起動します。
$ node index.js
Connected
森上 偉久馬 モリウエ イクマ 1967/10/25
葛城 孝史 カツラギ コウシ 1961/02/03
加藤 泰江 カトウ ヤスエ 1968/02/02
川村 匡 カワムラ タダシ 1957/12/08
松沢 誠一 マツザワ セイイチ 1965/03/30
成宮 真紀 ナルミヤ マキ 1968/03/03
山本 雅治 ヤモト マサハル 1967/01/16
青木 俊之 アオキ トシユキ 1966/08/21
小川 さよ子 オガワ サヨコ 1966/09/23
9 rows returned
とりあえず意図したようには動いてるようです。
ここから業務で使えるように、JSON を返して、React で表示して、Electron で...と、まだまだゴールは遠いですが、取っ掛かりとしては十分です。
3. 参考にしたサイト