自作PCを刷新しようと決意した後、現在の構成について振り返ってました。
高い静音性を目指すあまり、なかなかの迷走っぷりだったのを思い出しました。
現在の構成に落ち着けたのは、2011年4月に購入したAntec DF-35 というPCケースによるところが大きいです。
※残念ながら Antec のサイトからは製品情報が引けなかったので、別の記事を引用しておきます。
DF-35はエアフローがとても優れたケースです。
そして、私の構成で特に有効なのが、サイドパネルにスリットがある点です。
PhenomII X3 720BEは2.8GHzで動作させてますが、空冷クーラー Kama Angle Rev.Bのファンを500rpmで回すだけで、スリットから僅かに外気を吸入します。
とても僅かな空気の流れですが、それでもファンレスGPUであるUltimate HD4670を充分に冷やしてくれます。
本来はフロント12インチファン(Vol.)x2, トップ14インチファン(H/L切替), 12インチファン(H/L切替)でケース内のエアフローを調整するのですが、私は未使用です。
SSD化して光学ドライブを外したので、音の発生源はCPUファンと電源ファンの2基のみ。これ以上の静音性は望むもんじゃないでしょう。
無音化を目指し、挫折して静音化で妥協した過去。
その過程で発生した、熱こもり、コイル鳴き、ケース共振、各種ファンノイズ、スリットとファン間の吸入音、等々。苦労と浪費の経験が思い出されて辛くなりますね…
購入から7年経ちますが、先日の件までは現在の構成でトラブルなく使えてました。
本当に良い買い物だったと思います。
当然ですがケースだけはまだまだ使い続けますよ!