クローゼット解放作戦

部屋の備え付けのクローゼット。
2004年10月中越地震による影響で右側の扉が開閉できない状態でした。

震源地から離れていたものの、建物全体に数ミリ程度のズレが生じたようです。

他の扉や押入れの戸にも影響はあり、ピタリと閉めたつもりでも上部や下部に鋭角三角形の隙間が見えて、建物の歪みや傾きを感じてしまいます。

多少の差はあっても使いづらいだけなので、工務店に修理依頼する程ではないし。
利用頻度も少なかったので、開けなくても良いように生活してました。

....

転機が訪れたのは、つい先日。
エアコン工事に備えて、荷物を移動してた時でした。

何の気なしに扉を少し持ち上げたら、左にスライドできたのです。
開閉はキツイけど左右にはスライド可能。

うん。なぜ気づかなかったんだろう。

よくよく扉の仕組みを見てみれば、上下にレールはあるけど、上部のレールから金具で吊り下げているタイプのようです。
扉を少し持ち上げて、緩んだ状態でナットを絞ればいけそうな感じ。

そして、一昨日。
脚立やスパナを用意して、いざ実践。

結果は大成功！無事に開閉できるようになりました！
指ひとつでもスムーズに動かせるくらい開閉が楽にできます。
元々の動作よりもスムーズに感じるのは気のせい？

最高にスムーズな状態にしてしまうと、鋭角三角形のスキマが目立つため、そこは微調整で程々に。
父にも頼らず、自己解決できて良かったです。

いやー何が幸いするかわからんなー