刹那(せつな)の瞬き

Willkömmen! Ich heiße Setsuna. Haben Sie etwas Zeit für mich?

危険なアメ玉

突然ですが、危険なアメ玉って食べた事ありますか?
僕はあります。

入社して間もない頃でした。
職場の雰囲気に慣れ、少し雑談ができるくらいの段階だったと思います。
まだチーム全体と打ち解けていた訳ではありません。

チーム・リーダーは隣の席なので、社内の事を尋ねるうちによく話すようになりました。
しかし、他のメンバーから見れば、突然現れた新参者は、かなり年上の自称技術者。
使える・使えないのか判別できない以上、様子見だったのも無理ありません。

そんなある日の残業中、あまりにお腹が減って困った時がありました。
どうにも我慢できなくなり、リーダーと雑談してたら、
「あ。いいものありますよ〜♪」と楽しそうにアメ玉を取り出しました。

「これお腹膨れますよ〜」 おっ、助かるわ〜ありがとう!
「いえいえ。でも後で後悔しないでくださいね。」 えっ、なんで?マズイの?
「いやー。まぁ、食べてみれば解りますよ。」 ふーん。まあいいや。いただきます。

んー。別に普通のアメじゃない。
味は問題ないし、普通においしいのに。
あれ?周りがスクスク笑ってる・・・何で?

「実はこのアメ。確かにお腹膨れるんですけど、翌日までずっと残留感があるんです。」
へー。別に大丈夫だよ。気にしない気にしない。

その夜。遅くなってから晩ご飯を食べたのですが、あまり食べられません。
そりゃ、お腹が膨れてるから当然ですよね。まぁ、明日になれば・・・

その翌日。胃と腸が張った感じになりました。
うっ、これは辛い。バリウム飲んだ午後みたいだ。さすがに明日には・・・

更にその翌日。今度は腸だけがパンパンに張った感じになりました。
ううっ、これは我慢できない。ヒドイ便秘の人ってこんな感覚なのかな。
うぉー、なんてモノ食わせてくれたんだよー。
これは危険だよー。ばかー

....

それがコチラ。

Photo

そんな危険なアメ玉を、今でも大量に持ってやがりました。
おいこら。もうテロだぞ。

まぁ、この事件のおかげで随分と職場に馴染んだのは事実です。
きっと、気を効かせてくれたのかもしれません。

ただ、あの辛さを思うと、素直に感謝したくないわ。
体調不良になるようなアメ玉は、早急に処分していただきたい。よろしくね。 > リーダー