刹那(せつな)の瞬き

Willkömmen! Ich heiße Setsuna. Haben Sie etwas Zeit für mich?

11gが出てもう5年かぁ

今の仕事とは直接関係ないのですが、最近Oracleの話を耳にします。
Oracleは僕の弱い部分なので克服すべきなのですが、どうにも興味を持てません。

いや、Oracle7は真剣に勉強しましたよ。
読取一貫性に惚れ込んで、プロダクト開発してた事もあったし。
REDOログやバックグラウンドプロセスとか。PL/SQLとかoo4oとか。

当時のサーバとDBの価格では、僕らの客層に購入してもらうことは到底無理。
それでも良い商品を作れば、きっといつか…
と淡い期待を持ってたけど、それはOracle8で砕け散りました。

インストールでJava必須だし、クライアントのバージョン互換はぐちゃぐちゃ。
Linux版はあるのにFreeBSD版は無し。そして、何よりも相変わらず高い!
お客様が買ってくれないなら、意味ないじゃない。

5年前に発売されたOracle 11g SE oneは、そんな高飛車なイメージを払拭したハズでした。
僕も聴きに行ったOracleセミナーでは「それは都市伝説」と一笑に付してたし。

まぁ、プレゼンの上手さに関しては、さすがオラクル。
初めてOracleが身近に思え、真剣に聴いたし、11g SE oneを購入したくなったし。
中の人が、ようやく中小企業に目を向けてくれたのか、と嬉しくなったもんです。

でも、色々と調べたら、やっぱりオラクルは高い。
RDBは良くても、OS・開発言語・ミドルウェア等をトータルで考えると高くなってしまう。
他にも運用や教育もあるし。

WindowsSQLServerのように、組み合わせがひとつなのは楽だし、安く済む訳で。
Oracle7の頃の機能だけで良いから、もっと安いDB出してくれないかなぁ。

PostgreSQLでいいじゃん?って人も居るけど、PostgreSQLPostgreSQLなのです。
個人的にOracleの代わりになるとは思ってません。