刹那(せつな)の瞬き

Willkömmen! Ich heiße Setsuna. Haben Sie etwas Zeit für mich?

サービスのベイパーウェアって?

コンピュータ業界にはベイパーウェア(vaporware)って言葉があります。
企画・開発中なのに販売宣伝をして、出荷できてないソフトウェアやハードウェアに対して使う言葉です。
vapor = 蒸気。つまり、実体がない事を指すのですが・・・

僕が知る限り、10年くらい前には良く使われてました。
製品概要を発表しても、開発を進める上で頓挫したり方向転換はありがちな事。
IT関連の技術は日進月歩(←この表現も見かけないなぁ・・・)なので、それが当たり前でした。

業界の関心がXaaSへ移行した頃から、ベイパーウェアって言葉を見かけなくなった気がします。
↑いや、業界用語なのでゼロじゃないですけど、ほんと減りました。
裏を返せばソフトウェア・ハードウェア共に安定してきた証なのかもしれません。

しかし、サービス指向でも「出す出す詐欺」「できます詐欺」チックなサービスは存在します。
大風呂敷を広げたのに、実は「一部の機能だけ」「オフライン版で」「将来実装予定」とか。

まぁ、詐欺は言い過ぎにしても、実体のないサービスに対して、ベイパーウェアのような言葉って何になるんでしょ?
ずっと探してるのですが、僕はまだ辿り着けてません。